「週刊エコノミスト」「闘論席」の原稿、たったあれだけ
削れば入るのならOKです。
「SPA!」『ゴーマニズム宣言』で立憲的改憲シリーズを
描いていたが、まだ半分くらいのところで、オウム信者の
死刑執行になり、これはさすがに戦った当事者だと思って
いるし、それだけに真剣に考えてきたことがあるから、
描かなければならない。
ところがオウムも4回くらいで止めて、立憲的改憲に
戻ろうと思っていたのに、また他にも描きたいテーマが
現れてしまう。
他に誰も、わしと同じ意見を言う者がいないから、
『ゴー宣』という場があれば、そこできちんと論理と
情念を両立させて、描いておきたい。
わしが描かなければ、埋もれてしまう。
『ゴーマニズム宣言』を週刊連載していなければ、
最初から事件が起こるたびに、何か考えてしまうことを
自主規制して、考えないようにしていた。
ところが場があるから、描けるという状況があるので、
無意識に深く考えてしまい、描きたくなってしまう。
困ったものだ。
何にせよ、『ゴーマニズム宣言』のネタは尽きない。